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工学研究科の窓 こぼれ話 Vol. 7
応援団

「フレーフレー阪大」とエールを送る堀団長

◆応援団65周年 阪大ならではの軽量化新団旗を新調しました

 大阪大学応援団が創団65周年を迎え、 象徴である団旗を最新工学技術で新調。5月23日に豊中キャンパス・大学会館で開かれた記念演舞会において、 OB・OG、 家族、 大学教職員など約100人の前で披露しました。ダイバーシティを推進する中、 軽量化などによって、 性別・体格に関係なく旗を掲げられるようになりました。

新調された新団旗
団旗の竿頭内には「ワニ博士」


 第1回七大戦に合わせて発足した応援団は、 各クラブの試合などで力強い応援を行ってきたのはもとより、 入学式などでも大学の存在感を強く印象付けてきました。ただ、 順風満帆が続いたわけではなく、 部員がわずか「2人」という厳しい時期もありました。そんななか、 今年度は新入生17人が入部したこともあり、 部員数は29人にまで充実しました。 そのうち女性は、 20人を占めています。

第一応援歌が勇ましく歌われました
歴代団旗などを説明しながら
あいさつする倉敷顧問
チアリーダー部が華やかなステージをしました

 団旗を持つのは屈強な男性というイメージが強いですが、 このような流れの中で、 誰でも掲げられる環境が必要となってきました。 重量10㌔に加え、 風も吹く中で長時間、 旗を持ち続けるのは大変な重労働となります。 そこで、 応援団OBで現在は顧問を務める倉敷哲生・工学研究科教授が、 新団旗の改良に力を入れてきました。
 旗の中心となるポール(竿)には、航空機分野にも使われる軽量・高強度の炭素繊維強化プラスチックを採用し、 先進複合材料を専門とする倉敷教授が数値シミュレーションによって最適形状を設計。 中を空洞化して大幅な軽量化を実現しました。 旗の先端を飾る竿頭には、 同じ工学研究科の中野貴由教授が金属3Dプリンター技術により、 チタン合金を使って精密で軽い造形を施しました。 球状に連なる学章を基調とし、 その中心には公式マスコット「ワニ博士」を入れ込んでいます。 旗布もメッシュ素材にして、 全体の重量は従来比40%の約4㌔に仕上げました。 ポール連結も押しボタン式として、 着脱が容易になりました。 
 記念演舞会では、 新団旗が華々しく披露されました。 冒頭、執行役・副学長である大政健史・工学研究科長がビデオで「コロナ禍や部員低迷など厳しい時期を乗り越えて、 クラブ活動はもとより、 多くの場で学生、 教職員を支えてくださいました」とメッセージを寄せました。 工学部で初の女性団長(第65代)となった堀美怜さんが「人の心を支える『力』を大切に、 活動してきました。 団旗、 横断幕を新調していただき、 65年分の感謝を胸にこれからも皆さんの『力』になれるよう、 頑張っていきます」と決意を語りました。
 OBでもある倉敷顧問は、 歴史や新団旗について説明しながら「団旗の下に多くの方々が集い、 共に応援活動に励み、 卒業され社会にはばたかれ、 そして再び新たな団旗の下に皆さまお集まり頂きました。 先輩方から受け継がれてきた志と伝統を大切にしながら、 新たな時代を切り拓く応援団に対し、 今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます」と会場に語り掛けました。
 舞台では「吹奏部ステージ」「チアリーダー部ステージ」、 応援風景を再現する「応援形態」などさまざまなパフォーマンスが披露され、 歴代伝承され、 倉敷顧問から指導された「炎の舞」は迫力ある演技で魅了。 学生歌、 応援歌、全寮歌などは、会場のOB・OGも一体となって大合唱していました。 (社会連携室・嶋谷泰典)

大阪高等学校全寮歌も勇ましく披露されました

会場ではOB・OG、 家族などが温かく
見守りました 
迫力満点だった「炎の舞」
大政執行役・副学長がビデオメッセージを寄せました
ステージから「65周年 感謝」の思いを伝えました
楽しい音楽を吹奏部がメドレー

  ◇    ◇     ◇    ◇

今年4月にスタートした「工学研究科の窓」にご好評をいただき、有難うございます。

内容が多角化しているので、皆さんにより読みやすくなるように、今回から「窓」を「こぼれ話」と「研究探訪」の2コーナーに分けました。一層のご愛読をよろしくお願いします。

 「こんなおもしろネタがあるよ」「今度イベントをするから、紹介して!」
といった情報をお待ちしています。
アドレス=shimatani@liaison.eng.osaka-u.ac.jp

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