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万博会場で松﨑教授が培養肉を披露、「焼き肉のにおい」も

工学研究科の松﨑典弥教授が代表を務める「培養肉未来創造コンソーシアム」が7月8日(火)、大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン前で、培養肉研究の最先端を披露する「CULTIVATED MEAT JOURNEY 2025~知る、感じる、考える。培養肉が創る未来の食~」を開催し、参加者たちに焼いた培養肉の香りも楽しんでもらいました。

 

同パビリオンで培養肉のブースを展開する松﨑教授は、牛の細胞から3Dバイオプリント技術で培養する技術や最新実績を解説。続くディスカッションでは、高校生から「将来は培養肉のソムリエが登場して、味わいだけでなく安全性なども提唱してもらえば」というアイデアをもらうなどし、「さまざまな協力をいただきながら、培養肉の実用化を目指します」と意気込んでいました。

培養肉について高校生たちと意見交換する松崎教授(中央)  

 ステージでは、培養肉を実際に披露したり、焼いてそのにおいに接してもらったりするパフォーマンスを行いました。参加者からは「本物の焼き肉と全く同じにおい」「ご飯やビールと一緒に食べたい」など感嘆の声が上がっていました。最後には「私たちは、効率的で持続可能、かつ包摂的で安全な農産食料システムの未来に向けて、挑戦と協働を続けてまいります。その中で、培養肉を含む科学技術の革新を推進し、社会的恩恵の向上にも寄与してまいります」との培養肉未来宣言も発しました。

焼いてにおいも披露された培養肉
培養肉社会実装共同研究講座

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