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    PLIJ@大阪大学プログラムを開催、3Dや培養肉など紹介                   

工学研究科の窓 研究探訪 Vol. 4
PLIJ@大阪大学プログラムを開催、3Dや培養肉など紹介                   

  

金出顧問の基調講演を多くの参加者が聴き入りました 

 

◆PLIJ@大阪大学プログラムを開催、3Dや培養肉など紹介

 大阪大学が発足時から協力している一般社団法人「学びのイノベーション・プラットフォーム(PLIJ)」が「一日PLIJ@大阪大学プログラム」を5月28日、 工学研究科のセンテラスサロンで開催し、 大学や高校の取り組みを発表したり、 阪大の誇る培養肉や3Dプリンターの研究紹介などを行いました。
 PLIJは、 社会総出で若者の学びを支えることを目的とし、 STEAM教育の発展・普及を目指してさまざまな活動を行っています。 昨年度から「一日PLIJ」を始め、 第2回の阪大でのプログラムには高校、 大学、 教育委員会、 企業などから約80人が参加し、 多角的な意見交換を行いました。


 まず浦嶋将年・PLIJ理事長が「コロナ禍のもと活動を始めて4年半、 貴重な時間を有効に使ってきました」と開会あいさつ。 PLIJ顧問の金出武雄・カーネギーメロン大学創始者記念全学教授が「コンピューター・サイエンスの勧め」と題して基調講演し、 「生命・遺伝現象の本質はcomputationそのものであり、 世界を変えていきます」と解説しました。

PLIJについて説明する浦嶋理事長
田中統括理事は、 阪大の活動を報告しました

 第1部「PLIJ・大阪大学・高校の取り組み」では、 田中敏宏統括理事・副学長が「大阪大学の活動報告」を行いました。精神的源流である適塾を現代化した「めばえ適塾」や、 国際公共政策学科の学生が主体となる「FLAGSHIP」などを紹介。 「時空間を超えた人材育成を心がけ、 入学前から卒業後までフォローしています。 一人一人の学生の『人生に寄りそう』プラットフォームを目指します」と語りました。
 続いて、大阪府立春日丘高校から「文理探究科の取り組み」、 大阪府教育庁から「大阪府下高等学校のSTEAM・探究の取り組み」が報告されました。

培養肉研究を紹介する松﨑教授
3Dプリンターについて解説する中野教授
松﨑教授の資料スライド
中野教授の資料スライド

 第2部「今後の活動についての話題提供とディスカッション」で、 松﨑典弥・工学研究科教授が「未来の食のデザイン 培養肉 : 万博の展示をふたたび」と題し、「私の研究室では幹細胞を3Dプリンターで培養して牛肉に仕上げています。 2050年ごろには、 家庭のミートメーカーを使って食べられるようになっているでしょう」と予想しました。
 同じく中野貴由教授は「未来のものづくり 3Dプリンターの今とこれから」と題し、 「阪大にはさまざまな3Dプリンターがあって多方面で実用化を進めています。 医療にも応用していて、骨の再生では人工的に基質(コラーゲン線維とアパタイト結晶)を配列することもできるようになり、 金属より強い骨も作れています」と解説しました。この5月には「1万個目の人骨が入れられた節目を迎えた」そうです。
 他にも3人が発表し、全員でパネルディスカッションも展開しました。
 終了後には、学内研究施設の見学会も行われました。(社会連携室・嶋谷泰典)
 
※学びのイノベーション・プラットフォーム(PLIJ)
 2021年9月に設立し、 正会員は40社、 高校・大学・自治体・文化施設などの特別会員は464。「産学官公教の交流」「メンター・マッチング」「STEAM教育コンテンツ」「PLIJ STEAM・探求グランプリ」という4つの活動を展開する。「日本再生のカギは人材育成」として、 多様な企業・スタートアップに対して「STEAMの環に加わってください」と呼びかけている。
 東京大学生産技術研究所内に事務局を置き、【E-mail】info@plij.or.jp 

パネルディスカッションで意見を交わし合いました
浦嶋理事長が冒頭、PLIJ活動を説明しました

   ◇    ◇    ◇    ◇

 「こんなおもしろネタがあるよ」 「今度イベントをするから、 紹介して!」といった情報をお待ちしています。

アドレス=shimatani@liaison.eng.osaka-u.ac.jp

 

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