工学研究科の窓 こぼれ話 Vol. 17
「共創DAY」で機械工学、培養肉など



◆「大阪大学共創DAY」開催 研究者たちの対応に好感
「2026大阪大学共創DAY@EXPOCITY」 (大阪大学主催)が9月26日(土)、「知が交わる ミライが動く」をテーマにEXPOCITY1階「光の広場」を中心に開かれ、 計20ブースを約4500人の参加者が巡り、 楽しく学んでしました。 子どもから大人まで楽しめる参加型イベントで、2018年にスタートし、 コロナ期を除き毎秋開催されてきて、 すっかり定着しています。
◆「モノに対する気持ちの秘密を探る!」
工学研究科からは2ブースが出展しました。「モノに対する気持ちの秘密を探る!」は、前年に続いての出展。タブレットで、さまざまなデザインの椅子、 包丁などの画像を見せて、 「どれがどの程度好ましいか」アンケートに応えてもらうもので、子どもも大人も興味深く取り組んでいました。学生たちを指導しながら運営した小林英樹教授(機械工学)は「アンケート結果は、 一般ユーザーのデータなどに活用させていただきます。このように市民の方の声を直接反映できるのは、 とても有効。学生たちも一般の方と触れ合えることで、さまざまな学習になっているようです」と、顔をほころばせていました。

◆「万博で話題! 培養肉展示をEXPOCITYで再現」
もう一つ、 昨年の大阪関西万博「大阪ヘルスパビリオン」に出展した「万博で話題! 培養肉展示をEXPOCITYで再現」ブースで」は、 まさにその時と同じ「自動作製装置Meat Maker」や実際の培養肉などが並べられました。 松﨑典哉教授(応用化学)は、3Dプリンターを使って培養肉を成長させる仕組みや量産化の大変さを説明しながら、「2030年には肉100㌘4300円で売り出したい」との目標を語っていました。 参加した小学1年男子は「肉のにおいをかげて、うれしい。早く食べられるようになってほしい」と話していました。
運営した共創推進部社会連携課※が、 来場者アンケートを集計してくれています。小林研のブースでは、小学生が「『直観』について新しく気付いた」との感想もあり、 「先生方が子どもたちにもわかりやすく、丁寧に対応してくださったことが伝わってきます」と分析しています。培養肉については、万博に行けなかった方や、 万博では見ることができなかった方から、 今回実際に見る機会を得られたことを喜ぶ声がありました。

◆坂口先生のノーベル賞ブースや「月の砂」 「色のひみつ」など
このほかにも、さまざまなブースが展開。昨年ノーベル生理学・医学賞を受賞した坂口志文・特別栄誉教授関係のコーナーでは、受賞決定時の記者会見場のセットを再現しました。そこに座って自分がノーベル賞受賞会見をしているような写真を順番に撮影。小学5年女子は「研究者になったみたい。でもハズイ」と笑顔を見せていました。
理学研究科の寺田健太郎教授(宇宙地球科学)は、ほとんど毎回出展していて、今年のテーマは「月の砂のひみつ」。共創DAY初回を立ち上げる際、 共創機構副理事を務めていて、責任者として開会あいさつをした人です。来場者に説明をしながら「研究とともに、こうして市民の皆さんとお話するのが好きなんです」と話していました。
各研究室のみではなく、「部局横断型女性技術職員ネットワーク」が、子どもたちに研究・実験の面白さを知ってもらおうと「色のひみつを見てみよう!」ブースを出展。色の3原則に沿って黒色を分解する「ペーパークロマトフラフィー」を体験してもらっていました。 (社会連携室・嶋谷泰典)
※「共創推進部社会連携課」は10月1日で、「社会価値デザイン機構企画室」に改組しました。
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「こんなおもしろネタがあるよ」「今度イベントをするから、紹介して!」
といった情報をお待ちしています。
アドレス=shimatani@liaison.eng.osaka-u.ac.jp




